痛い、痛い、足が痛いよぉ、お父さん痛いよぉ、お母さん痛いよぉ。
夜中の2時だろうか、娘が大きな声で泣きながら僕たちに訴えてくる。この夜はもう3回ぐらい、膝に痛みが出て僕がさすり、もしくはアイスパックで冷やしてやった。
でもしばらく痛がってなかったのにどうした?
1. 足が痛いと言って眠れない娘 成長痛かな
すこし前まで夜に足が痛いと言って、目を覚まししばらくもがいている、ということがあった。自分自身も幼少期に成長痛と呼ばれる通過儀礼的なもの、膝が痛くなって泣いていた記憶があり、同じだなと思っている。しかし、前回からだいぶ時間があいているので、やはりあれかな、と考えている。
あれというのは、日中にあった出来事。
近所の同い年の男の子と膳所公園で遊んでいた。双方の母親もいた。
2. これまでの経緯
幼い二人はこれまでブランコの取り合い、自転車の取り合い、スコップの取り合い、etc.と多くの取り合いでよくお互いの顔や首あたりに手を伸ばし、押し合いか掴みあいをしていた。1年前?ぐらいは対等な感じだったが、最近はやはり男の子と女の子のせいか、娘が泣いて終了ということが多い。いや、性別ではなく攻撃性の差かもしれない。男の子は手を噛んだり、引っ掻いたりして攻撃するが、娘は押したり掴んだりぐらいでそこまでしないので、体に傷を負って泣いてしまうのはたいてい娘だ。
幼い二人であるので、相手を攻撃するのはいけないなんてわからないのが当然なので、怪我がないうちに引き離すのが重要だ。ただ、一緒に遊ばない、という選択肢はないだろう。僕はその子のことが好きだし、いつもは二人とも一緒に居たがったり、一緒に遊びに行きたがったりするのだ。要は一緒にいたいと思う仲。また、世の中にはいろんな子がいるし、もっと危険な子もいるだろう。そういう意味でも一緒に遊ばせたい。将来、こんな人間とは線を引いて距離を置きたい、と本人思えばそうしたらいいのであって、親としてはいろんな可能性を広げていきたい。
3. でも悲劇はおきた
今回は、そんな二人の仲を取り持とうと、お父さんである僕がライオン像の背中にのっている男の子の後ろに娘を乗せてやって、スキンシップを図ろうと後ろに座らせた。はじめは思惑通りよい雰囲気だったのだが、男の子が 「ここいいよ」といって、ライオン像から跨いでいた足を下ろす動作をした。むろん、娘はそこで座ろうとライオン像を跨ごうと後ろから近づいたまさにその時、何を思ったか、譲るのが惜しくなったのか、その男の子が再び跨いで娘とかなり接近した。娘もいきなりで跨ごうと行動していたので、その行動を阻まれると抵抗する。そこで押し合いになり、男の子は娘のこめかみを引っ掻いた。慌てて引き離したが時すでに遅く、娘が大泣きして、見てみるとこめかみ横に赤い傷ができていた。
4. 話をもとに戻して、成長痛の原因は
さて、話を元に戻して、3歳を目前にした娘の年頃の子は、夜足が痛くて泣いてしまうという成長痛が考えられる。
- 不定期
- 夕方〜夜半に膝周囲が多い
- 泣くほど痛いが翌日はケロッとして平気
- 3歳〜小学校低学年が多い
こんな症状が現れると成長痛。検査をしても異常が見られない。
その原因はというとよくわかっていない。
- 筋肉疲労
- ストレス
が原因と言われている。
だから、久しぶりに痛みが出たのは
今日の悲劇によるストレスが可能性高いね。
こんなことで発症することあるんだと改めて思った。
あと、気をつけないといけないのは、怖い病気が隠れている場合。
- 単純関節炎
- 骨肉腫などの腫瘍
- オスグッド
2歳だとこれぐらいかな。
しばらく痛みが持続するなら病院に行こう。
5. おさらい
怪我をしたり、攻撃を受けたりすると、恐らく成長痛がでる。
出る出ないにかかわらず、娘が傷を受けるのは避けたいので対策を練ろう。
- 攻撃してくる友達から危険を感じたら自ら距離を取るようになる
- あとは、大人が察知して防ぐ
- その子が攻撃しないように理屈がわかるようになる
あと、成長痛が発症したら
- ストレッチをする(カナダ式)
- さする
- (本人が望めば)アイスパックで冷す
とにかく、声を大にしていいたいのは、お父さんとお母さんはゆっちゃんのことが大好きで大切で愛してる! いつでも守ってあげる、いつでも味方やで!