備忘録日記#1 【田舎暮らし】石川県加賀市のお試し住宅を利用させてもらいました

雑記ブログ
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こんにちは、ナオです。
昨年退職し移住先を探しています。


これまでも候補地めぐってましたが、今回は石川県加賀市の備忘録です!
2020年の6/18~6/27までです。

1. 緊急事態宣言。自宅で自粛、移住での来町来村は控える。

3月も行く予定でしたが、無農薬農業の研修やバイトに出たりして、まとまった日程を組めずにいると、コロナで行けなくなりました。


行けなくなったというのは、来町来村による移住対応を控えることを各自治体が決めた事によります。当然の措置だと思います。


田舎だとおじいちゃんおばあちゃんが多い。そこに都市部から移住検討で来られてコロナをうつされると、大変なことになるのは目に見えてます。


しばらくはネットで調べたり、フリーランスとしての仕事を探したりとしておりました。ようやく、緊急事態宣言が5月末に解除され、県をまたぐ移動がOKになったのは6月1日以降、東京都など5都道県含んでOKになったのは6月19日以降でした。


僕たちは滋賀県なので6月1日から移動が可能だったのですが、自治体により対応に違いがあり、加賀市は全国とあわせて6月19日以降に移住対応していたと思います。

2. 加賀市の地域おこし協力隊にメール

移住については、まず移住のホームページやお試し住宅を調べます。
加賀市も同様に調べました。

「加賀市 移住」で検索すると「加賀でかがやく」というサイトが出てきます(上記)。

 


これは、加賀市の地域おこし協力隊のHさんが記事を書いておられます。ここの「お問い合わせ」に必要事項を記入して送信すると、メールが返信されてきます。


検討して滞在する際に1週間ぐらい(もしくはそれ以上)かかかりますが、普通の宿はもちろんゲストハウスでも6泊などするとそこそこかかります。


移住にも力を入れている自治体では、体験住宅というのがあります。価格も自治体によりますが、加賀市はなんと無料でした!この設備で無料はすごいです!

石川県加賀市のお試し住宅で地方移住を体験する。 | 加賀でかがやく
石川県加賀市は、海と山に挟まれた自然豊かな温泉地です。地方移住を考えている方、最長七日間、無料で利用可能なお試し住宅で田舎暮らしを体験してみませんか?


そのようなハード面でのありがたみもあるのですが、
また、自分の移住のイメージ、特に場所や住宅などを伝えると、キーとなるであろう人や場所を提案してもらえ、さらに一緒に会いに行ってくれたりします。

今回はメールでやりとりをして、
・日程
・どういう人と会いたい
・どういうところに住みたい
・どんなことがしたい
ということをお伝えし、加賀市に向かいました。

3. 石川県加賀市を検討しようとしたわけ

行く前は

  • 敦賀原発、志賀原発の中間でそれぞれ60㎞以上離れている。
  • 南砺市に移住検討で滞在した際、加賀市で無農薬の田んぼをはじめた人が講演に来ていた。
  • 交通の便がいい(加賀温泉駅、小松空港、北陸自動車道加賀IC)
  • 特に、加賀温泉駅は東京ー金沢ー敦賀とつなぐ新幹線の駅で、3年後?ぐらいに開通する。
  • 海の幸がある、海水浴場がある


行ってから

  • 水遊びができる清流がある
  • 山中ふたば保育園が通わせたい園だった
  • 偏差値のよい高校も通学圏内(選択肢が広がる意味で)

4. 加賀市とスタッフの対応 最高

上でも書きましたが、お試し住宅が1w無料なのは、結構珍しい。今まで訪れた移住候補先もお試し住宅があり、ありがたいと思っていたがそれでも一日2千円とか、もしくは光熱費で一日2千円とか。最低でも1万4千円は払っていました。

 

でもここは、光熱費込みで無料でした。
自治体の本気度が違うな、と思いました。

さらに、ほぼ毎日、地域おこし協力隊のHさんにご一緒してもらえて、キーマンとの連絡をとってもらい、一緒に会いにいきました。


これはほんとに嬉しく、田舎に住む人は自分で生活を守るためか、ガードが固い人が多いのです。暮らす上でお世話になる人、仕事でお世話になるであろう人と頻繁に会えたことは感謝しかありません。

5. 住みたい物件がレッドゾーン、砂防ダムはつくらない

無農薬で米を作るために、田んぼより上で農薬を使っていたり、集落があったりすると水が汚れます。そんな場所は結構上手になります。

 

結果として、上手の方になり急傾斜が多くなります。当然、土砂崩れ・土石流などのレッドゾーンになりやすい。砂防ダムを築いて防いでいるところもあります。

 


今回いいなと思った家は、レッドゾーンにありました。砂防ダムもないので、作らないのか聞いたところ、加賀市にはない、とのことでした。

6. カメムシの量が半端ない

現地の移住者に、「何が1番辛いですか?」とたずねてみました。すると、カメムシが多い、びっくりするぐらいいるよ、と言われました。

 

田舎ではよく聞く話やなあ、と思ってたのですが、どうやらそんなレベルではないみたいです。

  • 多い時、窓にびっしりつく
  • ご飯食べてると、お茶碗の中にポトリポトリと入ってくる
  • 寝てる時に、あったかいところを求めて布団の中に入ってくる

なんでも、11月ごろにさ越冬のために家に入ってくると。木造の昔の家やと隙間だらけなので。冬眠したら出てこないけど、暖房などで暖かくすると動き出してくると。そして、外が暖かくなる季節に出て行くらしいです。

そんな大袈裟な、と思いましたが、大袈裟でないと皆さんがおっしゃってました。

 

そんなに多いと、妻が耐えられるか、不安です。

水の綺麗なところを好むらしいので、僕が望む場所には必ずいるみたいです。

 

7. 結論

 

暮らしには良いですが、欲しい家がレッドゾーンにあるので、別に住む家を確保しなければなりません。
欲しい家も、持ち主と交渉しないといけないので、障壁はあります。

メリット
  • 原発から60km以上離れている
  • 遊べる清流がある
  • 大きな空き家が取得できそう
  • 偏差値が県で2位の公立高校にも通える
  • 自然の中で成長できる保育園がある
  • 有名な温泉が近い
  • 交通の便が良い 小松空港、加賀温泉駅
  • 近くにイオンモールがある 小松イオン

 

デメリット
  • 欲しい家がレッドゾーンにある
  • 農地を開拓する必要がある(かつての田んぼに杉が生えている)
  • カメムシの量が心を折るぐらい出る

今回は以上です。
他にも検討している地域があるので、並行して進めていきます。
ではまた!

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