備忘録日記#5 2歳の娘と向き合えているか

備忘録日記 2歳の娘と向き合えているか
雑記ブログ
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2歳の娘の育て方が、あっているのか間違っているのか。
正解なんて無いにしても、子供ができたらこういう風に育てたいな、みたいな漠然とした未来像を描いていた。

でもそれよりも大事な問題がある。
娘と向き合えているかどうか、これが問題。

1. その前に しつけや子育ての仕方

世間では、大人然として子供にはだめなことはだめ、こうしなさい、と上から言うことがしつけや子育てという雰囲気もある。一方で、子供と同じ視点で接すると、親ではなく同年代の友達になってしまいそう。
僕はどちらのように接するか、ちゃんとした答えを出していなかった。

でも妻が言ってくれたのは、

「3歳まではしかったりせず、子供がしたいことにできるだけ寄り添い、ぎゅっと抱きしめてあげて、自己肯定感を高めてあげたい。理屈がわかるようになってから叱っていけば、そんなワガママな子にはならないし、逆に優しい子になってくれるよ。」

妻は子育ての本を図書館からたくさん借りてきて多読している。その情報と、自身の体験からそう考えるようになっている。
確かにそうだと思うし、そうしようと思った。
いや、やっぱり妻はすごい。

2. 思ったより大人な2歳の娘

2歳といっても10ヶ月目やから3歳に近い。その上、妻が毎晩寝る前に娘に絵本を読んであげている。よくしゃべりもする。なので、いつもじゃないが、ある瞬間だけ大人びた話し方や仕草をしたりする。僕は娘のことを結構大人やと思ってる。

妻が仕事で僕が娘と1日一緒にいる時は、娘が行きたいというキャンプに行くけど、そこでは結構女性を出した会話や大人として対等な会話をしてくる。

例えば、
「そうね、これはこうしたら大丈夫よ」
とか、
「これ(ペグ)は○ちゃんがしてあげるわ。大丈夫よ」
「だめよ。これはこうしないと。大丈夫よ」
と、やたらと大丈夫という言葉を使いながら、妻といる時のように欲望のまま動いて甘える、ということはあまりしないなあ。
筋道を立てる大人の会話に近いよ。

そんな娘なので、何を考えたり集中したりしてるか、興味があるのである。

3. 2歳の娘と向き合えているか

思い描いていた向き合い方

さて、やっと本題。

2歳の娘とは目と目を見ながら気持ちをくむ

これが重要だと思っていた。でも今は少し早い気がする。なぜかと言うと、目をなかなか見ないし、見てる時は叱られてる感情を持つみたいで、泣きそうになっている。
なかなか、信頼関係を築いてとは行かない。

だから、目は合わせなくてもよくて、僕に話しかけている時はじっくりと聞いてやることにしている。
そして向き合い方には2つの切り口がある。

  • 娘と向き合う
  • 自分と向き合う

うん、この2つが気になっている。

娘と向き合う

娘が何か言おうとする時はどうしても言葉が出にくく、連想ゲームみたいになってしまうことが多い。
また、親にとってはどうでもいいことを話すこともある。

その時に自分はどう対応するか。

言ったことをオウム返しで聞き、そうだねそうだね、と相づちを打つ場合が多い。

これでいいのか。

妻はどうしているかわからないけど、僕は真剣に向き合わないと、と思いながら適当に流していることが多い。
適当に流していることは、娘に気づかれないか、傷つけないか、心配だ。
だから、じっくりと聞いてやる事にしている。
ただ、自分は同年代と比べて耳が遠いことがネックである。
話しかけられていることに気づかないことがある。
だから周りの人に、その旨を伝えて気づいたら教えてもらうようにしないといけない。

せめて、娘を傷つけないようにしたい。
これが心の子育てだと思う。

自分と向き合う

「お父さーん、どこにいるのー」

といって、部屋の襖を開けて入ってくる。狭い部屋なのでここに来れば椅子に座っている僕の膝に乗るか、椅子の傍で机の上のものを触るかぐらいしかできない。
その時に僕はどのような反応をしているのか、考えてみた。

「これ持ってきたよ」とか、「あれ取って」
といった事を言われたら、
「おー、〇〇だね」「これでいい?」
と深く考えずに言葉を繰り返すだけになっていた。

そう、すみやかに出ていくように誘導するのが親としての対応と思っていたと思う。

娘は僕に話しかけてくる。当たり前だ。

お父さんであり、理解者であり、世の中の事を自分よりかよく知っている大人であり、そして、教えてくれるから。お父さんと触れ合って話がしたいのだ。
でも僕としては、仕事をしないといけない思いがあって、受け入れなければという気持ちはあるものの、「早く向こうの部屋に行ってくれないかなぁ」という本音が根底にある。
だから、ペットのように自然にさせている。しかも、膝の上に乗ってくるとPCが見えなくなり、仕事が止まってしまう。
娘が部屋を出ていくまでは無心になるばかりだ。

ジレンマだ。だからイライラしてしまう。
本当は、なんで持ってきたのか、なんで取ってほしいのか、考えたり聞いたりして娘と会話することが必要だろう。

そういうのって上にも書いたように、適当にしてると純粋な娘にばれてるんじゃないかと思う。
傷つけること間違いない。

だから、家で仕事をする時は時間どおりに行かないと思うことにした。
本当に時間がない場合は、家から出て外で仕事をすることにした。
これが自分と向き合って考えた、究極の選択である。

つまり 娘との向き合い方のまとめ

  • じっくりと聞く
  • 仕事中だと、時間通り行かないから、娘に集中する
  • 仕事で時間が無い時は、家にいないこと

娘が父親に話しかけたりしてくるの、今後何年なんだろう…

めいのお父さんみたいには行かない。
少なくとも今は。
でもいつか、めいのお父さんみたいになりたい。